平成レボリューション 〜バック トゥ ザ・白虎隊〜

平成レボリューション 〜バック トゥ ザ・白虎隊〜は、計6回行った。以下感想をまとめ。

作品全体の感想

作品の最大のメッセージは「什の掟」である。本劇のテーマである白虎隊は最初の剣の舞の場面でしか出てこない。一見お金持ちの家族に秘められた数々の問題を

http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/j/rekishi/byakko/juh_okite.htm
一 年長者の言うことに背いてはなりませぬ
二 年長者にはお辞儀をしなけれはばなりませぬ
三 虚言を言うことはなりませぬ
四 卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五 弱い者をいぢめてはなりませぬ
六 戸外で物を食べてはなりませぬ
七 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ

ならぬことはならぬものです。

作品のポイント

全体として感動して涙まみれになるということは無く、勉強になりためになった劇であった。この劇を見ると我が身を振り返り身を正すという気にはなる。現代の道徳舞台として素晴らしい出来であった。時代の流行を盛り込もうとするあまり内容が拡散したように感じた。裕也さん(坂本光広)の引きこもりの背景やりかちゃん(福田花音)のいじめの状況などももっと表現されてもよかったかもしれない。

配役の見所

現代劇であっただけに各メンバーの表現がストレートに出た舞台であった。
柴ちゃん柴田あゆみ)が出ずっぱりの活躍であった。何も知らない人が見ると柴ちゃんが主役かと思ってしまう程であった。よっすぃのメイド姿は萌え〜。鼻歌やフットサルのシーンの表情はいつ見ても面白かったし可愛かった。裕也さんの牛乳一気飲み。ここは劇中の笑いのポイントよっすぃ〜の突っ込みと裕也さんのこぼし具合は終盤の回ではお約束であった。里やん(里田まい)ボケが定着していた。最近のテレビ活躍ぶりが良い方向に向いた結果でしょう。是ティ(是永美紀)も役をしっかりこなそうとしていたので好感が持てた。花音ちゃんの演技はなかなか迫真に迫っていた、ブログも面白いしハローの逸材かもしれない。

サプライズは、日曜夜公演のダブルアンコール、最終公演の観客も含めた「什の掟」の朗読があった。