本編最終日

これまでのミュージカルは、最終公演ともなると途中より感極まって台詞がつまったりすることもあった。それも気持ちとしてはわかる。しかし今回のリボンの騎士は、そんなことは無く最後まで全員が芝居部分はキッチリ演じていた。それだけ途中で気を抜けなかったのだろう。見ている方も全く気を抜くこともなく最後まで舞台に見入っていた。
主役は、サファイヤ役の愛ちゃん(高橋愛)であったし男女両方役であった難しい役所をちゃんとこなしていた。ところが出番は少ない魔女へケート役のミキティ藤本美貴)も魔女役の迫力は鬼気迫るものがあった。大臣役も悪役をキッチリこなしたよっすぃ〜吉澤ひとみ)も非常に良かった。フランツ役も三人三様でそれぞれの個性が出て面白かった。他にもフランツと淑女たちが踊るシーンもかなり難しかったはずだ。そういった一人一人の活躍があってこそのミュージカルであった。
演ずる者全員がそれぞれの役割をこなしていたため主役も脇役もみんなのがんばりが会場に伝わり非常に充実した内容だった。出演者の皆様・スタッフの皆様どうもありがとう。そしてお疲れ様。